義理の妹夫婦は、大掛かりな結婚式をやりませんでした。大金をかけて型通りの結婚式をやるくらいなら、じぶんたちのスタイルでお祝いの席を設けたほうが、お金の使い方として、まっとうだという意見でした。なるほどな、と思ったものです。私はいわゆる長男と結婚したものですから、じぶんたちの考えよりも以前に、親族、親戚などへの配慮が、優先順位として、先にきます。長男が結婚式をやらないなど、ありえないし、失礼だということでした。昔かたぎの地域はいまでも存在するのです。
じぶんたちのスタイルで行う結婚式は手作り感がい...
私は遠方から参加しました。当日、行ってみると、結婚式の端々に工夫が見られ、いちいちおかしくて、楽しい結婚式でした。席次表も手作りでしたね。聞くと、いまでは席次表もネットで注文できるとのこと。テンプレートが豊富に用意されていて、そのまま使ってもいいし、たたき台にして、さらに手を加え、オリジナル感を出してもよいと。まったくの白紙から席次表を作る本格派もいるそうです。アドビソフトのイラストレーションやインデザインを使えば、自在に出来ます。デザイン関係の仕事をしている友人が混じっているなら、本格派の席次...
なぜ席次表にこだわるのかといえば、まず結婚式にやってきて最初に目にするものだから。これが1つ目の理由です。2つ目の理由は、料理は食べてしまえばそれで終わってしまうけれど、席次表はコンパクトにたためて保存しやすいからです。引き出物を出す場合、かたちに残るものであれば、保存できますが、かさばる物かもしれないし、年月が経てば、どうなることやら。でも席次表だったら、友人みんなで作り上げた結婚式です、いい思い出になるでしょう。コンパクトにたためる席次表は、思い出の品になるのです。友人たちの名前も書かれてい...
本格派の席次表もいいけれど、かならずしも友人たちのなかにデザイン関係者が混じっているとは限りませんので、アドビのソフトを、いきなり操ることも、ままなりません。となれば、席次表のテンプレート利用です。じぶんたちオリジナルの結婚式をやるカップル数が、意外と多いのか、席次表のテンプレートを配布しているサイトも、けっこう多くて、ビックリしました。席次表のテンプレート、選び放題ですね。デザインのレイアウトは招待客の名前を記載する箇所と、写真の載せ方と、その他、何を載せるのか、だいたいこの辺で決まりそうです...